公認会計士は、国内でも有数の難関資格として知られています。また、試験に受かっただけではなれない職業です。ここでは、公認会計士試験に受かるということと、公認会計士になるということ、さらには会計士として生きていくということのハードルをご紹介したいと思います。

電卓と鉛筆と資料

公認会計士試験は司法試験や医師免許に相当する難易度

公認会計士試験は、会計系の資格では簿記や税理士試験に比べ、圧倒的な難易度を誇ります。法曹系では司法試験、理系では医師国家試験に相当する難易度と例えられることもあるほどです。

6択問題が多くを占める短答式の合格基準点は7割、論文式は5割程度と、難解な問題にも関わらず、高い得点が求められています。

ただし、受験資格は誰にでもあり、6年かけて大学に通うことが絶対条件となる医師や、法科大学院に通ったり予備試験を突破しなければ受験資格が得られない司法試験に比べると、幾分か門戸は開かれているといえます。

試験は、短答式と論文式が出題される

試験は、短答式と論文式に分かれており、それぞれ出題科目が少しずつ異なっています。短答式は大きく分けると、財務会計論・管理会計論・監査論・企業法が出題されます。

簡単に説明するなら、財務諸表を読むことができるか、それを経営のアドバイスに活かせるか、逆の立場から監査の知識も持っているか、企業に関する法に精通しているか、といったところが求められます。

論文式は、会計学・監査論・企業法・租税法に、自らが選択した1科目が出題されます。選択の科目も含め、公認会計士としての専門性を問う内容になっています。