どこに登録をするのかが大切
家庭教師は同じではない
家庭教師をしたいと考えているのならば、家庭教師を扱っている業者に登録することから始めましょう。しかし、どこに登録しても同じではありません。
交通費の有無や時給など条件は様々です。中には悪徳な業者もいるので、注意が必要です。
教材販売系は避ける
家庭教師に登録をする場合、家庭教師そのものを派遣する業者と、高額な教材販売を目的とした業者があります。後者はなるべく避けるようにしましょう。
高額な教材販売を目的としている場合、勉強を教えることよりも教材を買わせることを優先するので、授業の回数や時間が極端に少なかったり、教材を買ってもらえなかった場合、ペナルティがあったりします。
登録の流れ
登録は採用ではない
家庭教師を始めるためには家庭教師の派遣会社に登録が必要です。インターネットを使ってあらかじめプロフィールを登録したり、面接が行われたり、場合によっては筆記試験がある場合もあります。
しかし、これらで本登録が行われたからといってすぐに採用というわけではありません。
これが普通のバイトとは違う点です。教えるべき生徒が決まって初めて報酬が発生します。
登録自体は簡単
家庭教師に登録をする際に、筆記試験や面接などがある場合がありますが、これで落ちるということはほとんどありません。業者の目的は極端に変な人やマナーの悪い人かどうかを見極めるためだからです。
また、どのような生徒に紹介するのが向いているのかを見ていることもあります。
採用されるためのコツ
家庭教師の登録自体はとても簡単ですが、実際に採用されるかどうかは別です。運が大きい場合もありますが、少しでも採用されやすくするためには複数の家庭教師の業者に登録をするほか、自己PR文をしっかりと書きましょう。
家庭教師の倍率は5倍から10倍ともいわれています。その中で選ばれるためには自分にはどんな魅力があり、自分が教えることでどんな生徒がどんな風に伸びることができるのかを具体的にアピールする必要があります。
家庭教師のアルバイトを掛け持ちする際に気をつけること
相談
家庭教師とほかのアルバイトを掛け持ちする時に、どのようなことに気をつけるべきですか
アドバイス
家庭教師はアルバイトの中で、最も時給の高いのもの一つです。いくつも掛け持ちして効率よく稼ぎたいと思うと思いますが、プロの家庭教師を除いて、掛け持ちする際に気をつけることをまとめます。
人目に触れるアルバイトとの掛け持ちは避ける
学生であれ社会人であれ家庭教師は信用が大事です。ファーストフード、ファミレスや居酒屋などの飲食店で不機嫌そうに働いていたりする家庭教師を、お願いしているご両親が見たら子供を預ける者として心配になるでしょう。
できれば人目につくアルバイトととの掛け持ちは避けて、雇用主に知らないところで見られないようにしましょう。
家庭教師の掛け持ちをするなら同じ日は避ける
プロの家庭教師を除いて、同じ日に家庭教師のアルバイトを入れるのは避けましょう。人間ですので具合の悪い日もあるものです。
例えば、月曜日に家庭教師のアルバイトを二つ入れると、身体が不調で休んだ時に二つのご家庭に迷惑を掛けてしまいます。また、代替日の設定も難しくなってしまいます。
また、掛け持ちをすると時間の延長ができ無くなってしまいます。教え子の試験前には、少しでも長く教えて欲しいのがご両親の気持ちです。
延長のお願いに応えられないと、親身な先生という評価はいただけないでしょう。
掛け持ちのアルバイトは口外しない
特に受験を控える教え子の場合は、アルバイトを掛け持ちしていることを口外しないようにしましょう。受験は実力もありますが運も多分に結果を左右するものです。
不幸にも教え子の受験の結果が予想外に思わしくなかった場合、家庭教師の教え方や態度を問題視するご両親が少なくありません。
仮に家庭教師の掛け持ちを口外していて、結果が良くなかったら、ご両親や教え子本人に教え方や態度を責める口実を与えているようなものです。
教え子の比較をしない
家庭教師や塾で勉強を教えている場合、教え子同士の比較をしてはいけません。家庭教師をお願いするご両親は、心配から自分の子供を他人の子供と比較したがるものです。
家庭教師や塾で教えているとアドバイスをできるのですが、伝わり方次第では、大きな誤解を生むものです。決して教え子の比較はしないようにしましょう。